2024年8月5日月曜日

パリ五輪の”無課金おじさん”

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トルコの射撃選手が、他国の選手が重装備(というか様々なアイテムを装備している)なのに対し、耳栓のみ、Tシャツで普通のメガネ、左手をポケットに入れたまま正確な射撃を披露し、団体(女子選手との混合)で銀メダルを取った。これがネットで話題となり、日本の様々な人がイラスト化して世界中で話題になっている。私などは”無課金”というネーミングを最初に考えた人が凄いと思う。流行語大賞ものである。

御本人は、最もリラックスできるので、ああいうスタイルのようで、資金不足で重装備ができなかったわけではないようで、”無課金”という語彙には少し不満もあるようだ。だが、日本的な感覚では、無課金という語彙は、無駄を排除した”侘び寂び”に通じるものである。シンプル・イズ・ベストが、日本の美学のひとつである。(だから、日光東照宮などは人気がない。笑)よって、日本人の美意識の琴線に触れたのだと思う。”無課金”というネーミングは、悪意ではなく、リスペクトである。誰か、それを御本人に伝えて欲しいな。

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