2024年8月13日火曜日

追憶 ミルウォーキー

https://news.ntv.co.jp/category/sports/82078df590664073925e0ce666eea2e2
ドジャーズのベッツ選手が、死球による離脱から帰ってきた。大谷選手が1番、ベッツ選手が2番という復帰戦だったのだが、早速ホームランを打って安心させてくれた。大谷選手も36号ホームランを打って祝福したのだった。さて、その相手は、ミルウォーキー・ブリュワーズである。この試合は、敵地で行われた。ウィスコンシン州・ミルウォーキー。

初めての北米視察旅行(大阪市教育委員会主催)で訪れた街で、ボルチモア、ワシントンDC、ボストン、オタワ、トロント、シカゴ、デトロイトと比べると人通りも少なく田舎感が最も強かった街である。空港には、ホルスタイン牛のデカい模型があり、後から知ったが、この州は「酪農州」というニックネームを持つ。しかも、公営バスは、ホルスタインの白と黒模様で、大笑いした記憶がある。

ミルウォーキー視察の最大の目的は、全米有数の教育州である故。キング高校という優秀な高校を訪問した。ちょうどハロウィンで、管理職も教師も生徒もみんな仮装していて驚いたのだった。

もし、今再訪するとしたら、ハーレーダヴィッドソンの本社と博物館を見学しただろうが、視察時は、ダウンタウンにある公立博物館をフリータイムで軽く見学したに過ぎない。軽くと行ったのは、他の先生方の話で、私はかなり長時間過ごした。なにより興味深かったのは、ミルウォーキーに移民してきた様々な”民族の家というか部屋”の展示があったことだ。私はこれを写真を取ったり、ノートに細かくスケッチしたりして、かなりの時間を過ごしたのだ。”ユダヤ人の部屋”には、書籍やバイオリンがあり、知的な感じを受けたし、”東欧の諸国の部屋”には正教会の十字架が飾られていた。
ミルウォーキーといえば、ミュンヘン・札幌…に続くビール生産(「ミラー」というビールで、日本に馴染みのある「バドワイザー」はミズーリ州セントルイス)で有名な街である。よって、ドイツ系が多いのだが、”ドイツ系の部屋”は、やはりきちんと整理整頓されていて、各民族の気質がビンビン伝わってきた。実に有意義な博物館だった。調べてみたら現在も健在のようで実に嬉しかった。

https://www.mpm.edu/research-collections/history/collections-overview

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