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最近、海の上を歩く巨大な象が出てくるのだが、何なのかよくわからなかった。そこで、ぞう編は、今回のLIVEでしっかり見た。いつだったか休日1日がほぼ潰れた。(笑)この象編、あまり評判は高くない。だが、私はものすごく気に入った。この象の左足から背中に登っていく時、ワノ国の侍のカン十郎の能力(描いた絵を実物に変える)で、ドラゴンを描き、それに乗って皆が登るのだが、ロビンが何度か必死で登る漫画のようなドラゴンに「カワイイ」と言うシーンが実にいいのだ。(笑)
ところで、この象の上には、ミンク族という半獣半人の人々が住んでいる。犬や猫、ライオンやうさぎなど様々な姿が描かれている。ルフィーたちより先に来たメンバーは、四皇カイドウの部下、ジャック(マンモスの悪魔の実を食べている)によって、破壊された街に到着、チョッパーを中心に救援活動に奔走する。このミンク族の国には二人の王がいた。仲の悪いイヌアラシとネコマムシである。あれ?この二人ワノ国編で共に戦っていた記憶がある。
ミンク族は全員、忍者の雷ゾウを探しに来たジャックたちを最後まで欺き、いないと言っていたのだが、実際には匿っていたのだった。イヌアラシとネコマムシ、それに雷ゾウは、ワノ国の光月おでんの家来で、パンクハザード編以来同行している錦えもんとカン十郎の仲間であったのだ。モモの助が光月おでんの嫡子であることも明らかになる。というわけで、ワノ国編へつながるのである。ちなみに、ブルックが犬系のミンク族に骨をしゃぶられるシーンも可笑しい。
一方、サンジが、四皇のビッグ・ママのお茶会でその娘と結婚するために呼ばれ、自分の出自と仲間に迷惑をかけたくないと、ママの子分・ベッジとともにホールケーキアイランドへ向かったのだった。
ワノ国で四皇カイドウを倒すことを約束した一味と、ロー、サムライ、忍者、ミンク族。だが、ルフィは、まずサンジを連れ戻すべく、ナミ・チョッパー・ブルックとともにホールケーキアイランドへ、他のメンバーはワノ国へとそれぞれ向かうことになる。
とまあ、大きな事件をつなぐような隙間的な編なのだが、戻ってきたジャックに攻撃されたゾウの声を、ルフィーとモモの助だけが聞こえたり、その怪我を治すシーンもあったりして、改めて麦わらの一味は、海賊というより世直しの集団のような感じである。ミンク族のウサギ・キャロットも、ルフィーについてホールケーキアイランドへいくのだが、ワノ国編でで大活躍することになる。どんどん結びついていく。
…再びの感想になるが、後半を知っている故の面白さということか。ワノ国編で、カン十郎が裏切ることも知っているので、それすら改めて見ると面白さが増すというわけだ。
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