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天にも届く大木(たいぼく)である。根は深く、地球中に広がる。
常緑樹であるその木には何百万という枝が伸びている。
大木は、地球上の苦をその身に取り入れ、幸(さち)に変えて放出(だ)してきた。
大木はすでに老木ではある。しかし、多数の強い幹が支えている。
大木は幹や枝に生命を吹き込んできたが、成住壊空は理(ことわり)。
枝も幹も成住壊空を繰り返しながら、その任を果たしていく。
私はその末枝。とはいえ、多少花を咲かせ実を結んできた。
大木の名は、桂冠詩人。成住壊空は理。…成住壊空は理。
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