開演前 |
キー坊(上田正樹のこと)が、80年代にセネガルで知り合ったアーティストのラップが流れ、舞台に有山とキー坊がまず2人で登場。2人の大好きなオーティス・レディングを歌ってくれた。それから、デビューアルバムである『ほちぼちいこか』から”俺の家には朝がない”この曲は有山の歌なのだが、キー坊がメインボーカルを努めていた。非常にめずらしいと思う。
ここに、キー坊の弟子であるYoshieさんとピアノが入って4人になった。今回は、『ぼちぼちいこか』から懐かしい曲をたくさん歌ってくれた。”大阪へ出てきてから”、”あこがれの北新地”、”梅田からナンバまで”、”買い物にでも行きまへんか”。同世代の観客は、立って踊りこそしない(できない)が、大ウケだった。もちろん、R&Bの曲やYoshieさんの歌うキャロル・キングなんかもあって、妻は大喜びしていた。(妻はキャロル・キングが大好きなのである。)有山の曲は2曲。一曲はよく車の中で聞く曲であったので、これにも大満足。後半では”悲しい色やね”まで歌ってくれた。私は前奏ですぐわかったぞぉ。
コンサートのタイトルには、有山じゅんじと上田正樹とあったのだが、キー坊がずっとメインで進行していた。もともと進行がうまいのだが、間に挟む話も絶好調だったし、何より白秋の雰囲気を漂わせているのに、声のハリや伸びは昔のままで、実に嬉しかった。
アンコールは、すぐに出てきてくれた。これだけ早いアンコールは初めて。(笑)枚方のイメージを歌う有山の曲と、2人の最初のバンド”South to South”が一度だけ再結成したライブでの最後の曲”お前を助けにゆく”だった。これは、実に感動的な歌で、周囲の観客も涙腺がゆるんでしまう曲だ。ホント、ジーンときた。https://www.youtube.com/watch?v=BDOkyaYKS7g
というわけで、実に大満足のコンサートだったわけだ。来年も是非やって欲しいな。
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