2020年12月31日木曜日

第7世代

一晩中、風がビュービュー吹いていた。今朝起きてみると、一時は前の畑のビワの木にも積もっていた雪がほとんど吹き飛ばされていた。それだけここ三崎は風が強いのである。

さて、昨日はお笑い芸人のYouTubeのチャンネルをずっと見ていた。次長課長の河本、タカアンドトシのトシ、オリラジの藤森の番組で、ダウンタウンやたけし、さんま、とんねるずとの関わりなどを聞いていたのだった。なかなか面白かった。

ここで、第7世代という言葉が出てきた。最近のお笑い芸人の世代を表現している言葉らしい。ちょうど、その世代について整理されていたYouTubeであったのでちょっとメモしてみた。

第1世代 ドリフターズ・萩本欽一・桂三枝・やすしきよし

第2世代 ビートたけし・明石家さんま・島田紳助・タモリ

第3世代 とんねるず・ダウンタウン・ウッチャンナンチャン

第4世代 爆笑問題・ナイティナイン・くりーむしちゅー

第5世代 有吉弘行・タカアンドトシ・バナナマン・ココリコ

第6世代 サンドイッチマン・千鳥・オードリー・ナイツ

第6.5世代 オリエンタルラジオ・かまいたち・銀シャリ

第7世代 霜降り明星…。(私はほとんど知らない)

ふーん。YouTubeにはなかったけれど、次長課長は第4世代に入るんだろうなあ。中川家は第5世代なんだろうか?私の好きなオール阪神巨人は第2世代? そんなことを考えていると、ふと、TV番組「ヤングおーおー」を思い出した。日曜日の6時/毎日放送。このころ、笑福亭仁鶴が頑張っていた。(仁鶴の深夜ラジオ「ばちょん」も聞いていた記憶があるので、私は中学生くらい。)阪神巨人という芸名は、新人漫才師だった2人のために、この番組で公募された決まったものだ。今やM1の審査員で師匠と呼ばれているけど…今は昔である。月亭可朝も頑張っていた。その弟子の八方は、桂文珍や桂きん枝、桂小染とザ・パンダと呼ばれ、若手落語家としてこの番組で売り出されていた。今や、みんな(小染は事故死してしまったけど)師匠である。明石家さんまが初めて登場したのもこの番組だし、…私もジジイになったもんだ。

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=daUFar-J7Qk
この番組、ウィキで調べてみたら、それまでの大阪の芸人は松竹芸能が主であったのだが、吉本興業が主になるきっかけだったと記されている。たしかにそれまでは「かしまし娘」なんぞが道頓堀で頑張っていた。ちなみに笑福亭鶴瓶は松竹芸能所属である。昔は凄くでかいパンチパーマ姿であった。今、頭髪が寂しいのは若い頃の因果であろう。第0世代は、大阪では、かしまし娘だし、フラワーショーだし、人生幸郎だし、Wヤングやいとしこいしだった。大阪の第一世代は、漫才では、やすしきよしだが、落語家では桂三枝も悪くはないが、なんといっても笑福亭仁鶴なのだ。ちなみに、仁鶴はTVで売れた後、古典落語に戻り、大師匠になっている。鶴瓶も、TVもやっているが、古典落語に力を入れているとか。さすが兄弟弟子である。ちなみに桂三枝は新作落語をたくさん作っているが、桂文珍も様々な挑戦をしていて、ザ・パンダの中では1番好きである。明石家さんまはもう落語家とは言えないと思うが、独特のトークの世界を作っている。1人でやる話芸が落語だが、違う世界で話芸を極めているのだろう。

https://middle-edge.jp/articles/WhnZy
昨日、YouTubeを見ていて芸人の世界でも人間性がものをいうことがわかった。大御所と呼ばれる芸人にはそれぞれ凄く魅力があって、後輩をひきつけ、育てる力があるようだ。ところが、最近の第7世代には、そういう「育てる・育てられる」という意識が希薄らしい。第6世代のトシが嘆いていたのが実に印象的だった。わかる気がする。

0 件のコメント:

コメントを投稿