タクシーで駆けつけたのだが、ズフル(昼の礼拝)の時間が迫っていて、すでにムスリムの人々が集まりかけていた。土曜日でゴーストタウンのように静まりかえった官庁街で、ランチを取るところを探しあて食事していると、予想通りスコールになった。2時15分前には上がったので、モスクへ向かう。事前の情報通り2時からは非ムスリムも入場可能であった。
このモスク、2009年に完成した近代的な建築であるが、実に素晴らしい。外観もだが、内装がさらに素晴らしいと私は思う。鉄柱には、多くのアラビア文字が刻まれている。おそらくはクルアーンの聖句であろう。まさに、アイアンモスクの名の通りである。
ところで、ちょうど、結婚式が行われる寸前で、「どこから来たのかね?」と声をかけてくれた関係者のオジサンによると、彼はイポーから来たそうだ。
偶然ながらムスリムの結婚式を見るという貴重な体験もさせて貰った。
スコールで、空気が洗われ、涼しい中ちょうどプトラジャヤ駅行きのバスがやってきて、駅でタクシーをゲット、タマンデサまで帰ってきた。大満足のプトラジャヤ行だった。
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