日本代表が久しぶりに、決勝トーナメントに駒を進めた。今回はまったくリアルタイムで見ていないけれど、嬉しくてしかたがない。セネガル戦では、追いついてドローに持ち込み、昨日のポーランド戦では、1点差で敗北したものの、ファウルの少なさで同点・得失点差も同じセネガルに競い勝ったわけだ。最終局面でボールを回し、ブーイングを受けたらしいが、W杯はまさに勝てば官軍。最高峰のプロが国の名誉を賭けて勝負する、平和な戦争である。戦略の一つに過ぎない。多くのファンからは不満もあろうが、基本的には勝利至上主義は正義であると私は思う。
特に印象に残ったのは、GKの川島である。第二戦で痛恨のミスを犯し、SNS上で交代を促す声が多かった。しかし西野監督は第三戦も起用、スーパーセーブで日本を救った。私は川島を第三戦も使った西野監督を強く支持する。
もし、第三戦に川島が出てこなかったら、彼の選手生命は終わったも同然。決して、情による起用ではないと思うが、指揮官から見て、プロとして彼の能力を最大限に引き出す状況下という判断であったと思うし、それに答えた彼もまたサムライである。
人を育てると言うことは、信頼することだと私は思っている。一度のミスで信頼を翻すのは、少なくとも一流のサムライのすることではない。
2018年6月29日金曜日
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