本来ならもっとマハティール首相の訪日のニュースが多いはずだが、例のシンガポールでの米朝地獄八景亡者の戯れ会談のために少なくなっている。マスコミの対応というのは、紙面やTVの放送時間に縛られる。本来的にそういうものなので、残念だが仕方がない。
とりあえず、今わかっていることは、ナジブ政権下の中国よりの姿勢を改め、以前のルックイーストに戻り、日本との関係を強化する外交姿勢を明確にしたこと、新たな円借款を求め受け入れられたこと、日本の協力で新たな国産車を作りたいと考えていること。TPP11に対して、大筋賛成だが公平な自由貿易体制を求めたいと考えていることなどであろうか。
ちなみに、PBTの中では、ワッツアップでローカルの事務職員のLさんから、マハティール氏の来日関係のニュースや氏のフェイスブックも流して頂いている。フェイスブックでは、アイデア商品(ハンガー)を売っているところがビデオで紹介されていて面白い。英語で懸命に売ろうとするスタッフの姿に「どのような仕事をしていても、日本人のコミットメントと誇りに感銘を受けます。これらは私たちがエミュレートすべき値です。(コンピュータの日本語訳)」とコメントが載せられている。
ちなみに「エミュレート」は模倣の意であるので、最後の文の日本語訳の意味は、「どんどん模倣すべきである。」かな?と思われる。
…マハティール政権になって、実はPBTも大きな影響を受けた。昨年までは、日本で行われるリーダー塾(日本の高校生とアジアの高校生が一堂に会し、様々な研鑽を行うイベント)に4人を送り出してきたのだが、なぜか今年は2名に減らされていた。それが、先日急に4人にすると連絡があり、次点だった我がクラスのJ君も参加できることになったのだ。小さな小さなルックイーストの復活劇だが、きっとマハティール氏にリーダー塾の話が届いたのだと推測する。なぜなら、このリーダー塾、毎年マハティール氏も参加しているイベントであるからだ。
2018年6月12日火曜日
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