最後に全員で記念撮影 |
これまで、何度このゲームをやってきたことだろう。(笑)現在18名のクラスなので、3人組×6ヶ国で行った。南北問題への導入と考えていたのだが、今回は経済分野を学んだ上での資本主義の恐ろしさを知ったという感が強かった。
本日の黒板 市場価格の変化や融資、そして結果がわかる。 |
アメリカで働く2人 |
ところで、2つの別の国の学生から、世界巨大銀行は、融資をするわけだから、銀行に預金して利子を得ることは無理でしょうか?と聞かれた。今まで、このような質問を受けたことはなかったし、融資をしたこともほとんど記憶にない。(今回は、金利10%の融資を3ヶ国が依頼してきた。)このように、南北格差というより、資本主義経済の学習といった色合いが強かったのだ。
中国市場的?世界 |
3限目の事前授業で、国単位の戦略を考え、他国との折衝を行った。この時、日本語の枠を外したのだが、中国の商人がやりあっている感じで、かなり見物だった。教室の隅でこそこそと内緒話をしているかと思えば、堂々と丁々発止やりあっていたりする。(笑)マレー系の学生もいたので、途中で、日本語に切り替えたのだが、なかなか面白かった。
南北貿易ゲームは毎回異なる展開を見せてくれる。そこがコーディネーターとしては、面白い。南北問題の導入は、また新たに考えようと思う。そうそう、マレーシアを選んだJ君の名言を最後に期しておこう。「J君、どこを選ぶ?」「我が母国マレーシア!」
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