https://www.youtube.com/watch?v=iHVLs5n-KJY 厚切りジェイソン |
ここで、大事件が起こった。ATMが紙幣を読み取ってくれないのである。「えー。あかんのか?」と入れ直しているうちに、ピピピーと警告音がなったかと思うと、一度カードが出てスッと機械に吸い込まれていったのだ。「ええええええええっ!」信じられない。カードは出てくる気配もない。スタッフに「プロブレム!」と叫んだけれど、どうにもならない。後ろに並んでいた華人の青年が、「ノープロブレムだ。明日銀行にいけばいい。」と言ってくれるのだが、私は全く納得できない。なぜ、カードが機械に吸い込まれたのか?彼が何度も何度もなぐさめるように言ってくれたので、ようやく落ち着いたが、ショックである。信じられない。「ホワーイ、マレーシアン、ピープル!」と叫びたくなった。
翌日学校で聞くと、マレーシアの銀行ではよくあることらしい。K先生など「ああ、私も吸い取られたことがあります。ハハハ。」校長先生も「食べられちゃいましたか。」とニコニコ。かなりずっこけたのであった。
この日はとにかく授業の合間に銀行に行った。わりと簡単に再発行してくれた。「イッツ、ファースト・ユージング、アイ、ロスト。」と言うと、申し訳無そうな顔を銀行のスタッフはしてくれたので許せたが…。とにかく、えらい目にあったのだった。夕方、改めてK先生に付き合っていただいて入金を済ませた。
その晩、Gメールにインターネット会社から、あなたの信用度が90%に落ちましたという、なんともムカつくメールが入っていた。それで、インターネット・バンキングで払おうとしたら、もう期限切れになっているらしい。「?」口座開設の日24時間以内にしないとダメらしいのだ。またまた「ホワーイ、マレーシアン・ピーポー!」と叫んでしまったのだった。で、今日またまた事務のMさんに銀行について行ってもらい、その処理をした。で、Mさん監修で学校の私のPCでネットバンキングに挑戦したのだった。うまくいって、インターネット会社にアクセスして、さあ、終わりという場面で、携帯に連絡が入るらしい。その番号をいれるとOKなのだが…。携帯を家に忘れていたのだった。
家に帰って、昼間と同様に頑張ってみたが、結局ログインできなかった。もうネットバンキングはやめることにした。妻もメールで「私はアナログ人間だからやめたほうがいい。」と言ってるし、エージェントのJさんが明日来てくれることになっているので、もう少し甘えようと思う。
と、まあ銀行にまつわる苦労が絶えない一週間だったわけだ。スコールの後のラマダンの夜空に私は叫びたい。「Why? Malaysian people !!!」
ATMにカードが吸い込まれるのは、ドミニカ共和国でもよくあることで、赴任時、ATMの使い方のレクチャーで「出てきたらすぐに抜き取るように」と習いました。(笑)
返信削除Mizuya君、コメントありがとう。
削除なるほど。ホワイ?、ドミニカン、ピーポー?!でもあるわけだ。と、いうか、何でも日本が良すぎるのだろうなあ。(笑)