2013年9月3日火曜日

9日夜のEテレに教え子登場。

アメリカ研修旅行 姉妹校から秋のアイオワの風景
Eテレの「あしたをつかめ」という番組に私の前任校の教え子(3年間担任をしたOG)のY君が登場することになった。前々からお母さんのメールで知っていたのだが、いよいよWEBでも予告編が出て、楽しみにしている。

Y君は3年間女子バスケット部で頑張った子だ。1年生の校内球技大会。バスケットではなく、ドッジボールに出場したので、何故?と聞いたら、中学校の球技大会で悪口雑言を浴びて、もうコリゴリだと言うのだ。ところが、実際に試合を見てみると、みんなの温かい応援が凄いことを知る。この高校では素直に自分を出していいのだということを彼女は学んだようで、以後2年も3年もバスケットで出場した。そんな事を思い出す。当時のバスケット部は、K先生という体育館に立つと君子豹変すといった監督の熱心な指導が行われていた。私も顧問だったので、時々見に行ったが、K先生は、Y君には全く遠慮がない指導を入れていた。Y君は、本当にバスケットが好きで、いくら罵倒してもついてくるからだったのだろう。同様の仲間もいて、進学校だったが、なかなか強かった。その仲間も番組に登場するらしい。

Y君の思い出はたくさんある。彼女は今ツアーを企画する観光業についているらしいので、アメリカ研修旅行のことを1つだけ挙げておこうかなと思う。アイオワ州デモインから、R80をシカゴに向かってバスで移動した。ミシシッピの上流を通過してから、現地ガイドさんに、アメリカのトラック運転手にバスの窓から、右手を上下してフォンを鳴らすように依頼するという事を教えてもらった。運転手が、そのアクションを認識したら、良い人なら、フォンを鳴らして答えてくれるのだという。生徒たちは、並走するトラックの横で、懸命に右手を上下してフォンを鳴らしてくれるように祈った。何度かフォンが鳴らされて、みんなで大喜びしたのを思い出す。このアクションに大いに燃えたのがY君だった。その笑顔を私は忘れない。

<本日より来週の9日月曜までの限定WEBページ>
http://www.nhk.or.jp/ashitsuka/

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