今朝は、妻ともども寝坊してしまい、いつもの普通電車ではなく、次の区間快速で登校した。疲れがピークに達していたのに朝から座れなったのだった。しかも私の前に座っていたのは、ムスッとした面構えのおっさんだった。最悪の状況だった。
ところが、ある駅で、国内旅行にいくのだろうか、機内持ち込みサイズのスーツケースを持った若い夫婦が乗車してきた。お父さんの腕には1歳くらいの女の子がいた。
そのおっさんは、やおら立ち上がると、女の子を抱いたお父さんに席を譲ったのだ。若いご夫婦は何度も礼を述べて、お父さんが私の前に座った。
女の子は、お父さんの腕の中でおとなしく座っている。それがなんとも可愛い。周りをちょっとほっとさせる空間が現出した。なかなかやるではないか、おっさん。私は今日一日、なんかハッピーだったのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿