2013年9月2日月曜日

「腰ぬけ愛国談義」を読む 2

九六式艦上戦闘機
宮崎駿監督が引退するとの報道が流れた。もう長編アニメ-ションは作らないらしい。半藤氏との対談集「腰ぬけ愛国談義」を読んでいると、何故だか、やっぱりそうかという気がする。

この本の中には、戦闘機や軍艦の話も出てくる。宮崎駿氏は私同様戦争自体は大嫌いだが、軍事マニアであることは間違いない。戦闘機や軍艦は、不思議な美しさを持っている。宮崎駿氏は、零式より九六式艦上戦闘機が一番綺麗だと述べている。(P62)紫電改の話も出てくる。この20ミリ機銃はよく筒内爆発した話だ。(P74)

紫電改
私自身は、ちばてつやの漫画の影響もあって、九六式や零式などより、4枚プロペラの紫電改が最も美しいと思うのだが…。

ところで、この本の中では隅田川など東京の河川の話も出てくる。その歴史を描く短編アニメーションを宮崎駿監督は作りたいらしい。(商業映画としての)長編アニメはもう作らないと言っているが、短編のアニメも作らないとは言っていないようだ。「風立ちぬ」を私はまだ見ていない。久しぶりに(ウン十年ぶりに)映画館に足を運ぼうかなと思ってしまう。そんな宮崎駿監督引退のニュースだった。

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