試合の方は2点リードされていた。私が席に着いてからも1点追加されてしまった。0対3。うーん、前回の公立高校との試合でもいろいろなミスが出て、9回表まで2対3で負けていたのを、一気に10点取って大逆転したと聞いている。高校野球は何が起こるかわからない。
ところで隣に相手校の一般生徒が一列になって、大声で応援している。最初引退した3年生かと思ったが、1年生だと言う。後で気がついた。彼らはK高校の応援団だったのだ。球場ではないので応援団としての演技はできないが、声を出し続けているのだった。一生懸命に応援する姿に感心した次第。
控え選手の中にも我がクラスの生徒が。 |
本校の選抜出場の夢は、ここで断たれたのだった。グランドを後にすると、選手たちが集合していた。「ナイスゲーム。また夏は頼むで。」と言うと、ちょっとだけ笑顔が戻ってきたのだった。そう、この悔しさを胸に夏に向け、生徒たちの長い戦いが始まるのだ。
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