2013年9月28日土曜日

野球部の秋季大会を応援に行く

枚方市の陸上競技場から、私立K高校へバイクで走った。11:00過ぎに着いたのだが、なんと試合は始まっていた。K高校の野球グランドはすばらしい施設なので、一塁側に観覧席があるのだが、すでにほぼ満員だった。

試合の方は2点リードされていた。私が席に着いてからも1点追加されてしまった。0対3。うーん、前回の公立高校との試合でもいろいろなミスが出て、9回表まで2対3で負けていたのを、一気に10点取って大逆転したと聞いている。高校野球は何が起こるかわからない。

ところで隣に相手校の一般生徒が一列になって、大声で応援している。最初引退した3年生かと思ったが、1年生だと言う。後で気がついた。彼らはK高校の応援団だったのだ。球場ではないので応援団としての演技はできないが、声を出し続けているのだった。一生懸命に応援する姿に感心した次第。

控え選手の中にも我がクラスの生徒が。
さらに1点が入り、0対4のまま最終回を迎えた。それまで2回満塁のチャンスがあったのだが、まるで隣席の応援団の声に引きずられるかのように、ことごとく抑えられてきた。バッターボックスには、我がクラスのM君が立った。(今日は我がクラスから3人も背番号をもらい、頑張っていた。)それまで凡打が続いていたのだが、ついにM君のバットに快音が響いた。ライトとセンターの間を抜き二塁打となった。その後打線が繋がり、M君がホームベースをついに踏んだ。2アウトだが1・3塁となり、さらに快音。しかしそのライナー性のあたりはレフトに好守されてしまい、ゲームセットとなった。あー、惜しい。

本校の選抜出場の夢は、ここで断たれたのだった。グランドを後にすると、選手たちが集合していた。「ナイスゲーム。また夏は頼むで。」と言うと、ちょっとだけ笑顔が戻ってきたのだった。そう、この悔しさを胸に夏に向け、生徒たちの長い戦いが始まるのだ。

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