2013年6月11日火曜日

アフリカSDゲーム報告 その5

アフリカSDゲームは、今日体育科・武道科で最後の授業を終えた。生徒には最終報告書を書いてもらった。今回のゲームに対する評価を書いてもらったのだ。詳細は、普通科の報告書と合わせて国際理解教育学会での発表で行うつもりだが、特に多かった意見を書いておこうと思う。

今回のゲームでは、まず各国のレントの国際価格変動を、私のサイコロ1つで決定するのだが、最も高くても300sim(通貨単位は仮想世界ゲームと同じなのでsimである。笑)増えるくらいで、反対にマイナスの場合も多かった。農産物価格の変化もマイナスなら、かなりきびしい。これに、企業マンがトランプを引くのだが、おおきくマイナスの場合(-1000simとか…。)も多い。要するになかなか収入が少ないのだ。

SDボードにある政策を実行しようにも、先立つものが少ないので、かなり苦労したようだ。これをなんとかしようと、後半戦は、2000simや3000simの賞金を大盤振る舞いしてクイズを実施、盛り上がった。(笑)もちろん、アフリカの開発やニュースに関わる内容だが、それでなんとか各チームとも一息つけたらしい。

だいたい7回の授業で、9項目のレベル2まで、およそ18政策はクリアできたようである。

「ゲーム自体の勝敗をもう少し明確にしたほうがよかったかなあ。」と生徒に聞くと、「毎回のトップ賞を設定するとかしたら、さらに盛り上がったかもしれませんね。」との答えだった。うーむ。なるほど。

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