2013年5月23日木曜日

日経 アフリカBOPはCSV

日経の「経済教室」、今朝は明治学院大学の原田勝広教授のアフリカのBOPビジネスについての記事だった。モーニングで読んでいて、これは保存版だと思い、ローソンで買い求めたのだった。最初に、原田先生は、CSRならぬ「CSV(Creating Shared Value:共同価値創造)」という概念を説明されている。経済的価値と社会価値の両立によって、企業は新たなビジネスチャンスを手に入れることができるという概念である。ハーバード大のマイケル・ポーター教授の提唱によるものらしい。ポーター教授は、マイクロファイナンスとともにBOPビジネスもこのCSVだと評価しているとのこと。

私が手に入れたかった最大の保存版資料は、JICAが支援するアフリカでのBOPビジネスの表である。いくつかのプロジェクトは、すでにこのブログでもエントリーしているものもある。JICAが絡んでいるから全て善というわけではないという話も聞いている。だが、人の交流などのソフト面でのJICAのバックアップ力は大きい。原田先生もそのあたりに大きな期待を寄せておられる。

私自身は、ジャトロファのBOPビジネスが行われていることに、すこし嬉しく思った次第。サトウキビやトウモロコシのバイオエネルギー政策は、疑問符がつくのだが、アフリカでは荒れ地を利用できるジャトロファは有効ではないかと素人ながら前々から思っていたのである。

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