2013年5月22日水曜日

学会研究発表大会の話 2013

広島経済大学本館(HPより)
今年の国際理解教育学会の研究発表大会は、広島経済大学で行われる。先日、事務局から大会プログラムが送られてきた。今年も、第2日目・日曜日の午前中に発表することになった。第7分科会である。分科会の司会は、奈良教育大学におられた世界遺産教育の第一人者・T先生である。ちょっと緊張する。(笑)さらに緊張するのは、昨年暮れにJICA関西で久しぶりにワークショップをしていただいたY先生の後に発表することになっていたのだ。まさにゲゲゲ…。である。

Y先生の研究発表は「変容的学習としての開発教育」というタイトルである。いかなる内容であろうか、興味深い。今から楽しみである。私の研究発表は、ズバリ「アフリカSDゲーム 実践報告」である。今年の研究発表大会は、高校の実践者(現場の教員)の報告が比較的少ないように思った。Y先生と私の発表の後は、大学生や院生の発表になっている。
毎回思うのだが、事務局が、分科会の構成で大変御苦労をされていると思う。第二日目は、毎年実践者の報告が多いのだが、英語教育でくくったり、校種別でくくったり…。国際理解教育といっても、実に幅が広いのである。高校の実践者の発表でも、他の分科会に拡散していたりする。じっくりとタイトルを見ていくと、なるほどなあと思うのである。

以前D女子大学で発表した時は、私の参加した分科会は「アフリカ」でくくられていて、アフリカがらみの発表が続き、「アフリカ3部作」と評判になったのだった。(笑)今回はアフリカに関わっている発表は、東京大学大学院の方が、「消費者市民社会をめざす社会科教育」-コンゴの資源紛争と日本の消費生活のつながり-と題して他の分科会で発表されるようだ。おそらくタンタルなとの携帯電話の話かな?と思う。TICADⅤもあるのに、ちょっと寂しい。

広島へは、結局夜行バスで行くことにした。本校では、(インターハイや国体、強化合宿など体育関係の出張旅費が多く)出張扱いしてもらえないのである。要するに自費なのだ。新幹線や宿泊できるほど余裕はない。でも、できれば復路は新幹線にしたいな。もう歳だし…。(笑)

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