2010年7月11日日曜日
”アフリカ学入門”を推す
今日は参院選であり、モメにモメた大相撲名古屋場所の初日であり、W杯決勝の日なのだが、全く関係なく書評を書きたい。国際理解教育学会の受付周辺に集まっていた関係図書コーナーの中で1冊だけ買い求めた、東京外国語大学の舩田(ふなだ)クラーセンさやか準教授編集のアフリカテキストである。
7月10日発行になっているので、(手に入れたのは4日だが…)最新刊である。内容については、無茶苦茶専門的ではなく、あまりに簡単ではなくテキストとしてはちょうど良いレベルである。パラパラめくっていて、「あ、いいな。」と思った次第。おそらく大学で、アフリカの地域研究や開発経済学を学ぶのにちょうど良いレベルかと思う。私の「高校生のためのアフリカ開発経済学テキスト」の新規バージョン作成に役立ちそうである。基本的な歴史の分野(現代アフリカの歩み)やアフリカ貧困・開発論、さらにアフリカ紛争論や食料安全保障論、教育論、保険・衛生論、ジェンダー論となかなかラインナップもいい。
表紙が若干ポップなので、もっとラフな感じの本かと思いきや、中身が濃い。<今日の画像参照>さて、この編者の舩田クラーセンさやか準教授のHP、かの「アフリカのニュースと解説」ブログで、アフリカ非在住者のブログ紹介ページで私のブログの上に方にあった。http://afriqclass.exblog.jp/「アフリカ教育関連情報」という名前である。荒熊氏も参加したという奈良のアフリカ学会のこととかも載っていて、なかなか面白い。勝手にリンクさせていただくことにする。
今頃、リリ~君が東京のJICAに着いたころであろう。落ち着いて自然体で面接を受けてほしいものだ。
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