2010年2月28日日曜日
聖地チベット展を見に行く
我が家は、変な家かもしれない。愚息は現在ユダヤ・イスラム教等の専門家である。(先日博士課程後期に合格した。)愚妻は、実は、チベット仏教や東洋医学が好きで、かなり詳しい。そもそも私は「倫理」の教師なので、我が家には宗教学系統の本が、おそらく一般家庭の100倍(おおげさかな?)はあると思われる。ともかく、今日は、愚妻に付き合って大阪歴史博物館に行った。チベット展が開催されているのである。愚妻と、こういう展覧会にいく機会は年に3~4回はある。前回は「道教展」だった。これは!というのがあると多少無理してでも行くことになっている。今回のチベット展もなかなかよかった。
さて、今日はJRと地下鉄で行った。大阪天満宮駅でアジア系の夫婦がなんかキョロキョロして困っていた。手にあるロン=プラ(ロンリープラネット)の日本版は、タイ語のようだった。一応「メイアイヘルプユー?」してみた。彼らは、この駅でで降りたいらしいが、切符を乗り越しているようだった。その機械を教えて、出口まで案内した。こういうことはあまり愚妻の前ではしたことがない。彼女は、ロングロングアゴーの香港の家族旅行以来、私のサバイバルイングリッシュを完全にバカにしているのである。でもまあ、微笑みの国からの人々は、見事な微笑みを返してくれたわけで、「まあいいか。」と思っていたら、「さっきは、カムインと言ってたけど、カムヒヤーちゃうのん?」と愚妻は言った。くそっ!
チベット展を見た後、ショップに寄った。マニ車やタルチョ(経文を印刷した色とりどりの旗)は、すでに教材として持っている。結局、買いそびれていた3・4年前の『旅行人のチベット特集』を買った。『旅行人』は蔵前仁一の編集のバックパッカーの為の雑誌名だ。昔は月刊だったが、いつしか季刊になった。旅行人は、ガイドブックも出していて、すこぶるいい。私は、ジンバブエ行きの時もアフリカ編を持って旅立った。ガイドブックの問題点は、アジア、アフリカの途上国のガイドブックしかないということである。(笑)今夜は、コーヒーを飲みながら、チベット展を思い出し「旅行人」を読むとしよう。ちょっとした至福の時である。ところで、あのタイのお二人は、「ハブアナイスディ」だったのだろうか…。
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確かに猪瀬直樹さんの本で昭和天皇と東条の関係が密だったという文章を見たのですが、生きる歴史とも言える團藤重光さんはその関係を否定しているので私としても判断できかねるところです。ただ性格に関しては知見を広めることができコメント感謝しています。
返信削除宗教といえば我家にはサイババの写真が飾ってあります。高校一年の初めての海外旅行でもインドに行き、間近で見ることができました(私と弟は当然ハワイの方が魅力的でしたが!)。ただ、聖書もありますし、神社にもお寺にも行きますから自分がどんな葬式をされるのかさっぱり疑問であります。ちなみに父は建築士でありながらサンカや古事記の研究をしている謎の男であります。
もしかしたら、哲平さんの家と私の家は似ているのかもしれませんねえ。(笑)
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