2016年1月31日日曜日

今年も関テレでワンフェス

先日、奈良教育大学のG君よりメールがあった。「今年のワンフェスはいつ行きはりますか?会えたらいいなと思ってます。」そう、私も予定が立たなくて困っているのだった。ワンフェスのWEBページを度々覗いているのだが、詳しいプログラムがわからない。今朝見たら、ようやく参加団体の一覧がわかったくらいである。

こうして見ると長いことワンフェスに参加している。昔は、学校(前任校)に数はそんなに多くはないがチラシが送られてきた。プログラムの時間帯もかなり早くに決まっていたと思う。参加している側が、運営側を軽々と批判すべきではないとイベント屋の私は思うのだが、上六から関テレに場所を移してからどうも様々な問題が起こっているように思う。

ところで、今回はちょっと本気で、NGOのブースを覗こうかなと思っている。あと2年でいよいよリタイアである。まだその先は未定だが、教師を続けないのなら、”ナンラカノカタチ”でアフリカや持続可能な開発に関わっていきたいと思うからだ。G君、もう少し返信を待ってほしい。

追記:ようやく土日のプログラムがはっきりしたようです。(2月1日)
追記2:教え子各位。私は、日曜日の午後に行くことにしました。(2月2日)

2016年1月30日土曜日

世界史Bと仮想貿易ゲーム

昨日の1限目、5組で仮想貿易ゲームの第2回目を行った。以前日本史演習で行ったのだが、体育科では盛り上がったわりに、何かを学ぶという感じがなかった。(昨年11月12日付「新オリジナルゲームの実践(1)~(4)」のブログ参照)したがって私としては、オリジナルゲームの中でも何回目かの失敗作かもしれないと判断していた。

ところが、中世から現代まで世界史Bを学び終えた5組でやってみると、生徒が多くの発見をしてくれた。これは、世界史の追体験である、と。

このゲーム、今回は6カ国を設定した。各国はそれぞれ、小麦120とか小麦40+乳製品30とか、ワイン、野菜なども含め計4種類のモノを作れるが、生産力に差異がある。ゲームⅠでは、小麦50+野菜・乳製品。ワインを2種類10ずつ、貿易によってGETできればクリア。現金の残高が多いほど、新しい生産物をチョイスできる仕組みだ。私の意図としては、自由貿易による比較優位をイメージしている。ゲームが進むと、比較優位が明確になってくる。そのため、格差が生まれる。2回クリアできない国が出た場合、国際会議を行うことにしてある。本校の普通科は、運動部系男子も多いので、格差に悩む国は、紛争になることを恐れない。体育科ではもちろんだったが、普通科でも同様になった。

だが、面白かったのは、この国際会議で紛争時のルールがわかった昨日だった。「うーん、紛争のに参加するメリットがあまりありませんねえ。」と、二カ国が紛争に参加しないと表明した。そうなのだ。紛争はあまりメリットがない。しかも、ファシリテーターの私にいかに現金を支払うかで戦力が決定する。「中世の傭兵ですね。」という指摘あり。…そのとうり。結局紛争に破れた国は資金も生産力も失った。また国際会議。「どこか助けてやってくれるかあ。」と聞くと、「次のクリア条件は2倍(=2カ国分)にないりますよね。」「そうやな。」「うーん、そんなに生産力はないです。」「と、いうことはC国(紛争に破れた国)には小麦が…」「いきわたりませんね。」「と、いうことは…。」

C国  「我々は、自由な個人ではなくなるわけですか。」
私   「イエス。」
他の国「C国は不自由な共同体になってもたんや。」

と、ヨーロッパを中心とした世界史の基軸となった欧米の社会類型の成り立ちを再確認したのだった。案外、この仮想貿易ゲームというアクティビティ、使えることを再発見したのだった。

2016年1月29日金曜日

3年生の授業、最後の日に

1組最後の授業ウーリーシンキング
 3年生の授業が終了した。今年の3年生は、文Ⅰクラスの1組をはじめ、授業態度がなかなかよかったので、ついつい世界史Bに力が入ってしまった。結局中世から現代までガンガンに教えてきた1年だった。

昨年、自分の学年を卒業させて、クラス作りについては「理想」を実現できたと思っている。これまで、卒業生への最後の授業には座右の銘「理想に生きることをやめた時青春は終わる。」を贈るのだが、今年はどうしようかと思っていた。私の青春は終わったように思っていたのだ。だが、結局彼らのおかげで、私自身世界史Bの理想を追い求めるような授業ができた。今年の3年生には本当に感謝している。と、いうわけで、今年も各クラスで座右の銘を贈らせてもらい、「ありがとう」と礼を述べた次第。

ところで、以前私のクラスの副担任をしてもらった若手の常勤講師・N先生が、府立高校の採用試験に合格している。彼も3年生の授業が全てなので、今日が本校で最後の授業となったわけだ。3年担任のT先生の計いで、6時間目の最後の授業で、生徒にサプライズされ、目頭を熱くしたそうだ。私は、いつも思うのだが若い先生はこういう経験を積んで成長していくのだ、と思う。

教師は生徒を育てる存在であるが、同時に生徒に育ててもらう存在でもある。それは若いN先生もベテランの私も同じだ。

2016年1月28日木曜日

生徒とディベート3連戦

http://kokucheese.com/event/index/228006/
ディベートの3連戦をやってみて、大いに疲れた。私の立論をオープン・リーチしたことで、奮い立ってくれた生徒もいたことは嬉しい。担任の先生によると、夜の3時まで準備したのだという。うむ。ディベートというのはそういうものだ。準備しても準備しても満足できない。久しぶりにそういう話を聞いてなつかしく思った。

と、いうわけで、こっちも全力で生徒の論理をつぶしにいった。(笑)かなりの洗礼だったと思う。3つの論題を1人で立論し、質問し、反駁し、まとめていく。いやあ、3時間分ぐらいの精力を一気に使ったのだった。大人げないと言うなかれ。でもまあ、こっちの本気さは十分伝わったと思う。思考することの大切さという楔を打ち込んだというまでいかなかったかもしれないが…。

明日は、いよいよ3年生最後の授業である。5組で仮想貿易ゲームの第二回目、2組で最後の講義、1組で、2時間アクティビティ(南北貿易ゲームとウーリー・シンクング)の予定である。学年末考査も印刷し終わったし、悔いのないよう精一杯やっていこうと思う。

2016年1月27日水曜日

デンマークをちょっと擁護。

http://dontena.doorblog.jp/archives/45352726.html
世界史Bの最後に、ポスト=モダンのEUが、モダン=領域国民国家に回帰している話をしている。今日の日経などに、デンマークが難民申請をした人の所持金や所持品(腕時計や携帯電話など)が1万デンマーク・クローネ(日本円で17万円ほど)を超える場合、それを没収するという法案を賛成多数で可決したというニュースが流れた。これは、デンマークが、「魅力のない国」と思わせ、流入を抑えようとしているらしい。もちろん没収したものは、難民らの一時滞在期間に利用するという。

これに対し、「WWⅡ中のナチスドイツによるユダヤ人の財産没収を思い出させる。」という批判が起こっている。

うーん、それではちょっとデンマークが可愛そうだ、と私は思う。デンマークは、他の国がかなりえげつなくユダヤ難民受け入れを拒否したのに対し、最も多くのユダヤ人を国単位で匿ったほぼ唯一の国である。また、ナチのユダヤ人の財産没収はもっともっとおぞましい。悪意に満ちている。今回のデンマークの法案どころではない。

まあ、どっちかというとデンマークはイスラム教徒にはあまり優しくないかもしれないが…。(2005年にムハンマド風刺漫画掲載で大騒ぎになった歴史をもっている。)ともかくも、私は上記の批判は、あまりあたっているようには思わないのだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM26H8A_W6A120C1FF1000/

2016年1月26日火曜日

ディベートの立論を3本書く。

https://twitter.com/dkoshien
異なったアクティビティを3種類も昨日はすることになってしまった。それは同時に、準備に時間と手間がかかるということである。今日は講義1時間、ウーリーシンキング1時間と余裕のある時間割だったのだが、空き時間は木曜日のディベートのために立論を3論題書き上げることになった。
フツーにディベートで対決したら、生徒をコテンパンにして終わりになりそうだ。ならば、私の立論を生徒にオープンリーチしてみようと思い立ったのだ。昼休みも放課後も受験の個人的補習があったりしたのだが、なんとか3論題の立論を仕上げた。昨日のエントリーで少しふれたが、刑事事件の実名報道の実施・肯定派立論に続いて、救急車の有料化・否定派立論、さらに死刑制度廃止の否定派立論。わりと本気で書いたので、資料集めも含めて、そこそこ時間がかかった次第。

これで、私の立論をバラしたので、本当なら生徒は一気に有利になるはずだ。質問も反駁も明日の朝渡せば、まだ1日あるので、じっくり用意することも可能だ。…が、さてさてどうなるか。体育科や武道科は自分の頭で考えることが苦手だ。ノリで突っ込んでくる。私としては、最後の授業で、それに楔を打ちたいのだが…。

2016年1月25日月曜日

3つのアクティビティをした日

いよいよ3年生の授業も最後の週となった。1限目の2組の世界史Bは講義。中東の現代史の流れ(イラン革命からイイ戦争・湾岸戦争・イラク戦争・アラブの春の流れとイラク・シリアの多数派・少数派の対比など)を講じた。2限目は、日本史演習だが、最後の時間(木曜日)にディベートをしようと思う。生徒同士だと上手く噛み合うことは難しい。そこで各クラス(6・7・8組)に、ディベート甲子園のこれまでの論題から1つずつ選ばせ、肯定側か否定側かも生徒が選び、これに私が対戦するということにした。一応、立論、質問・反駁、まとめというタイムスケジュールを組んだ。4限目は、5組である。世界史の講義が終了しているので、仮想貿易ゲーム(昨年11月12日付ブログ参照)のアクティビティを行った。なかなか盛り上がった。金曜日に最終授業だが、みんな楽しみにしている。5限目は、4組。こっちは南北貿易ゲームである。(5組は理系がいなので生徒が26名と少ないので、南北貿易ゲームをするには少なすぎるのだ。)これまた、大いに盛り上がったのだった。ふう。クタクタである。その後、ディベートの立論を書き始めている。久しぶりやなあ。まずは、刑事事件の実名報道実施について否定派の「立論」である。(笑)

ところで、帰宅後、パナソニックのLet's noteという1.1kgの軽いノートパソコンを購入することにした。(正確に言うとヤフオクで落札したと言ったほうがいい。)このパソコンは、ウルトラブックみたいに薄くないのだが、アルミ製で軽いので持ち運びに極めて便利だ。新品はすごく高い。(発売当時220000円:26日記す。)それをWin10&Office2013が入って、しかもまあまあのスペックで15800円で手に入れたというわけだ。私としては、発表の時、パワーポイントが使えたらそれでいいのだ。

先日のボーナス闘争の時も、別にこれといった物欲はなかったのだが、ウルトラブックはできれば欲しかった。とにかく学会に行く時パソコンが重いのだ。おそらく、ここぞという時にしか使わないと思う。それにしては手頃な価格だと思うのだ。

ちょうど、禁煙した関係で、タバコ代がPCに変わったという感じ。(笑)ますます復煙できなくなった。