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18世紀には奴隷貿易を廃止する運動が強まり、デンマーク、イギリス、スウェーデン、フランス、オランダなどがこれを禁止していったが、一方で産業革命により、工業原材料の供給や市場として植民地を囲い込むことに関心が移る。ドイツのビスマルクが、ベルギーのコンゴ進出を機に提唱したアフリカ分割の会議には、14カ国が参加した。イギリス、ドイツ、オーストリア、ベルギー、デンマーク、スペイン、アメリカ、フランス、イタリア、オランダ、ポルトガル、ロシア、スウェーデン、トルコ(=オスマン帝国)の面々である。この会議では、現地のアフリカ人の意思は無視され、最初に占領した国が占有権を得、専有のための「実効支配」が行われていることが条件となった。
…まさにやりたい放題である。これらの背景には、アフリカ人に対する人種差別主義がある。次回はそれらについて記していこうと思う。
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