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歴史総合は、世界史の近現代史と日本の近現代史を統合した内容になっている。地理総合は、これまでの世界史必須のみという時間的把握のみであったことへの反省から、空間的把握をも必須にしたものといえる。内容は、A地理的な情報の活用、B国際理解と国際協力、C持続可能な地域というもの。この新3教科の中では内容はまだ薄い方だ。
公共は、以前の現代社会に防災などの内容が加味されたものになっている。つまり倫理と政経のダイジェスト版である。(倫理の専門家である私は、この現代社会という旧教科はあまり好きではない。内容が多いわりに薄いからである。)
これらはいずれも必須科目となり、共通テストでも出題される。
一方、今の世界史Bや日本史Bは、歴史総合+世界史探求、歴史総合+日本史探究となる。地理Bは、地理総合+地理探究となる。
具体的に入試にどう反映されるかは未定である。倫理や政経は公共に取って代わられるのかもしれないし、公共+倫理、公共+政経という科目も使われる可能性もある。
今更ながら、この話題を取り上げたのは、私が”白秋”に陥らないためである。これらの新科目に挑戦する”青春”を継続したい。なぜなら、これらの新科目の詳細を読むと、PBL的な学びの可能性を追求しているからである。まだまだ…。
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