2021年8月11日水曜日

続 蒼い石垣の修復

朝7:00すぎに、蒼い石垣の修復作業が始まった。曇天。こういう機会はめったにないので見学させてもらった。顔は写さないということで撮影許可も得た。

最下部に大きな石を置くのは当然だと思うが、元にあった平石は使わないことに決められたそうだ。他の最下部の平石に比べて小さいとの判断である。崩れた部分の石垣を積みながら、内側に比較的小さな石を放り込み、土をかぶせるという作業を何段階に分けてやっていかれる。

途中、井野浦のお宅の庭にあった蒼石(海岸で拾ったそうだ)を持っこられて、今回はこれを使って補強されるとのこと。運ぶ方法は、コンテナ(プラスチックの丈夫な箱)に入れて昔ながらの背負子。この背負子から、昔の苦労話も聞かせていただいた。

結局3時間強の修復作業であった。晴れていなくてホント、幸いだったというようなお話を最後に作業は終了。その後、小一時間ほどして、雨が降ってきた。この雨で土にまみれた蒼石が洗われ、生業の美が復活するはず。…ご苦労様でした。凄く勉強になりました。

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