当時、SPレコードも出していて、B面の”おばちゃんのブルース”が好きで買った思い出もある。非常に味のある歌である。憂歌団の”おそうじオバチャン”と聞き比べると面白いと思う。
大阪では、当時無茶苦茶人気のTVタレントであったのだが、落語家としても素晴らしいことが後にわかった。私は大阪人だから、上方落語が江戸落語より当然大好きである。、仁鶴と古典落語の面白さで勝負できたのは故・桂枝雀くらいだったと思う。(人間国宝である故・桂米朝は別格)
仁鶴は大阪市生野区の生まれで、私と同じである。定時制であるが、私が15年も勤務したI工業高校のOBでもある。というわけで、少しばかりの縁もある。
82歳没という大往生であるので、逝去の報に驚くことはないのかもしれないが、上方落語の大看板がまた消えてしまったことに寂しさを隠せない。合掌。
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