2021年8月29日日曜日

大学時代からの親友のこと。

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大学時代の親友が、卒業以来働いていた企業の取締役になった話を聞いた。彼には障がいをもつ妹がいた関係で、社会福祉学を専攻していたのだが、結局建設関係のレンタル業の営業になった。専門は高層ビルを建てるタワークレーンであった。最初は、職人さんたちにボルトを投げられたりして手荒い歓迎を受けたと言っていた。やがて人柄がいいので、顧客もつき順調に営業成績も伸びたのだが、後輩が上司になるという衝撃を2度も受ける。何度もやめようと思ったそうだ。だが、ダイヤモンドはどこでもダイヤモンドである。それを見てくれている人が必ずいるという激励を受け、歯を食いしばって耐えたそうだ。やっと営業所長になったが、2年で赤字の続く関連会社へ出向させられる。またまたくじけそうになるのだが、ここを黒字にして大成長させる。この姿を社長が見ていて、前代未聞で定年間際に取締役になるのである。

この親友の人柄は、40年以上付き合っている私も折り紙を付ける。懐が深い奴で数々の思い出がある。ダイヤモンドを見てくれている人がいて本当に良かった。

昨日、白秋ではなく、今も青春でありたいと書いたが、うーん、負けてられない。そんな思いに駆られたのだった。今まで十分理想に燃えてやってきたが、最後の最後まで理想に燃えていたいと思うのである。

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