大紀元のニュースによれば、今年の国慶節の儀式は葬式の様だったという。天安門広場の人民英雄記念碑に最高指導者が並び、習近平が献花する姿は、まさに中国共産党の終焉を表現しているかの如きであったといえる。(上記画像参照)天安門広場は、私も3度行ったが、ほんとだだっ広い。
https://www.youtube.com/watch?v=ZlMcOtftKzs
この人民英雄記念碑の裏面には、周恩来の字で、「ここ3年来(国共内戦)の人民解放戦争と人民革命によって犠牲になった人民の英雄たちは永遠に不滅だ。ここ30年来(五四運動以来)の人民解放戦争と人民革命によって犠牲になった人民の英雄たちは永遠に不滅だ。1840年(アヘン戦争以来)まで遡った時から、内外の敵に反対し、民族の独立と人民の自由と幸福を勝ち取るための毎回の闘争(太平天国の乱や義和団事件等)の中で犠牲になった人民の英雄たちは永遠に不滅だ。」と書かれてある。
今の中国共産党は、人民のことなど考えていないのは明白である。私が何度かエントリーしたように、「第二の周恩来はいないのか」と叫ぶのは、この人民英雄記念碑に書かれた周恩来の想いに現在の中国共産党は全く答えていないからである。
ところで、国連総会では、この習近平の姿勢を見透かすかのような事件が起こった。国連では、敬称には3種類あって、(国王等に使う)陛下、(大統領や首相など国家元首に使う)閣下、(皇太子等に使う)殿下だそうだ。今回はオンラインで行われ、習近平も演説したが、「殿下」が全ての言語(英語からアラビア語まで)に使われていたそうだ。皇帝になりたいと願っているが、まだなれていないという揶揄なのだろうか。凄い嫌われ方である。
https://www.youtube.com/watch?v=d2AzFt79BiI
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