東平/貯鉱庫跡 |
先日記したが、コロナ禍の県外へ立ち入らないとのお達しから四国カルスト行を諦め、県内移動のみの別子銅山行にシフトし、今日行ってきた。百聞は一見にしかずである。
今日になった理由は、少し長くなる。別子銅山は、高いところから堀進め、東洋のマチュピチュと呼ばれるほど高い位置にある東平(とうなる)エリアと、その下にある端出場(はでば)エリアに分かれている。この端出場エリアは現在マイントピア別子と呼ばれるテーマパークになっていて、鉱山鉄道や体験ゾーンなどがある。まあ、北海道・夕張の石炭の歴史村のようなものである。やはり東平がメインであるが、道が狭くガイドさん付きのバスを予約するほうが賢明だ。週間天気予報を見て、第一希望だった今日をすんなりと予約できたから、というわけだ。
端出場ゾーン/鉱山鉄道で往復・体験ゾーンを楽しんだ |
東平/鉄道が走っていたあたりを望む |
それと、東平の鉱山町には5000人もの人が住んでいて、病院や小学校、劇場などもあったらしい。なんだか、ロバート・オーウェンのニュー・ラナークを想起するが、こちらの労働者のハーモニカと呼ばれた社宅は6畳一間で共同炊事・共同トイレである。
ガイドさんの話を聞いていて、面白いことはたくさんあった。日本初の山岳鉄道(5.5km)はここにあったとか、よくもまあこんな険しい山地に作ったものだと感心する。見学ツアーは階段を下りたり登ったりであったが、1学期に学校の階段で鍛えていたので、意外に大丈夫だった。
蛇足になるが、マイントピアのレストランで、”大人のお子様ランチ”をいただいた。なかなか美味であった。
0 件のコメント:
コメントを投稿