2020年8月5日水曜日

中国の近未来 考

http://omura-highschool.net/2018/01/20/38347/
どうやら、習近平はかなり追い詰められているようだ。中国共産党内部での権力闘争は激しさを増している。李克強が勝ったとしても、アメリカは、中国共産党の解体を目指している。私の以前からの危惧が現実味を帯びてきたのだが、私は、今さらにその先が気になっている。こういう情報はまだ何も出ていない。

そんなことを考えていて、社会学者・橋爪大二郎氏の小論「アメリカがどうしても中国共産党を破滅に追い込みたいワケ」にたどり着いた。なかなか面白いので、教え子諸君は是非一読してほしい。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65446?imp=0

話を戻したい。アメリカが南沙諸島あるいは台湾、尖閣などで軍事行動を取り、打撃をあた上で、あるいは無人機による斬首作戦で党上層部に大打撃を与えた上で、民衆蜂起を促す可能性が最も現実的だと私は考えている。そうなれば中国はどうなるのだろうか?
https://www.freezilx2g.com/
2017/07/blog-post_7.html
建国直後の大地主層への訴苦や、文化大革命時の走資派ならぬ今度は共産党員に赤帽子をかぶせ自己批判することになるのだろうか?訴苦の世代は、かなりの老齢だが、文革世代は残っている。彼らの脳裏にその時の記憶が蘇るかもしれない。四人組裁判の様な政治的裁判が各地で起こるかもしれない。(ただ中国の司法も共産党員が握っているので、人民裁判になる可能性が高い。)共産党員に好き放題されてきた人民の恨みは深い。とんでもない大混乱が予想される。まして、南部は大洪水で食糧不足も十分予想されるわけで、ソ連崩壊以上の大混乱になるだろう。

台湾の国民党こそが歴史的に中国の国権を握る資格があるという論議もあるが、アメリカは、そんな単純な施策はとるまい。中国共産党が破滅した後の中国のプランをいくつか用意しているはずだ。アメリカと言う国はそういう国である。少なくとも民主主義化はその基軸になるだろう。ただ、軍事的に空と海を抑えても、中国本土に侵攻し泥沼の戦いをするとは考えにくい。(しかしウィグルには乗り込む可能性は高いだろう。香港もイギリスが乗り込む算段をしているかもしれない。インドのチベットへの侵攻もあり得る)したがって、共産党を民衆蜂起によって破滅させる手助けをしても、その後は中国人民の自然な再構築を期待している可能性が高い。

そもそも、中国を1つの国として見ること自体に無理があると私は思っている。華北、華中、華南、東北部、西域(おそらくウィグル、チベット、内モンゴルに分化する可能性が大きい)に分けて、民主的政府をそれぞれ樹立するように持っていくのではないか。ただ、各地の人民解放軍のスタンスが大きな問題になる。彼らが、WWⅡ以前のように軍閥化する可能性がある。空と海を抑え、幹部を斬首作戦で一掃したとしても、中国を無条件降伏、武装解除させることは難しい。そうなれば、中国史に度々起こった群雄割拠になってしまう。

だが、いくら戦後処理が難しかろうと、中国で大混乱が発生しようと、アメリカは中国共産党を破滅させるだろう。これは、橋爪氏が言うように、(アメリカが)「かつてナチズムと戦い、軍国日本と戦い、ソ連と冷戦を戦ったのと同様、総力を挙げての価値観の激突であるから」だ。

最後に私は願いたい。出来る限り犠牲者が少なくて済むことを…。

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