2018年3月18日日曜日

太陽の塔の内部復活

https://blog.goo.ne.jp/pegasus_es2004/e/f9eeecc074dd2b67d4f8bad9a9941165
大阪万博は、1970年。ちょうど私が中学1年生の時である。(ちなみに東京オリンピックは1964年。小学1年生。日本の戦後史で、節目節目の年代であるといえよう。)大阪・ローカルの人間として、一応10回万博には行った。最初は母親と夕方からの入場券で、モノレールで行ったことを記憶している。その時の、夕闇迫る三菱未来館の青い輝きは生涯忘れられない。夢の空間であった。(三菱未来館はいつも満員で長者の列故に、アメリカ館とともに、結局最後まで入れず終いだった。)

ところで、太陽の塔の内部が再現され、近々入場できるようになるらしい。入場制限があるらしく、今から人気なんだとか。実は私は、太陽の塔の内部には入った記憶がある。生命の木の残像もある。岡本太郎は、やはり凄いのである。好きか?と聞かれたら、うーんとしか爆発できないけれど…。(注:岡本太郎の名言は、「芸術は爆発だ!」である。)

万博の展示館は、外国の者も日本企業のものも、すべてパビリオンと呼ばれており、会期が終わるとつぶされる運命にあった。今は鉄鋼館だけが残っているはずだ。ソユーズが展示されていたソ連館も、大好きだった日立館(当時としては画期的なフライトシミュレーターがあって、父親と行って着陸を担当した。)も、360度の映像を見せてくれたみどり館も、今はもうない。お祭り広場もなくなり、(当時はお祭り広場の屋根から顔を出していたのだが)裸になった太陽の塔だけが当時の遺跡のようなカタチで残されていた。

大阪に行ったら、みんなUSJに行くそうだ。私のお薦めは、万博公園内の国立民俗学博物館。(レプリカも多いけれど、日本の博物館の中では五指に入ると思われる。)太陽の塔内部が見れるのなら、旧鉄鋼館の万博の展示とともに、大阪でしか見れないモノとして、お勧めだと思う。そう、サクラの季節が最高だと思う。万博公園は、大阪のサクラの名所の1つである。

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