2018年3月27日火曜日

SDGsをレゴで考える。

以前からエントリーしようとしていた記事がある。朝日新聞とNTTドコモのワークショップである。SDGsを学び、「自分らしく生きられる社会」をレゴで表現し考えていくというワークショップだ。
http://www.asahi.com/ad/forones/page03.html?cid=all_topics

SDGsは、MDGsと異なり先進国も含めた全ての国における問題を取り扱っている。誰一人取り残さないという理念は、極めて理想主義的だが、正義であると私は思う。
このワークショップでは、アイスブレーキングで、誰よりも高いタワーをつくる。ところが、同じパーツを用いても同じモノはない。個性とは人との違いではなく、みんなと同じ自分(同じパーツで高いタワーをつくる)と、みんなと違う自分(同じモノはない)があって、「自分らしさに繋がる」というわけである。
なんらかの障がいのある人は今、25人に1人おられるそうだ。自分らしさを発揮できない人に活力を、それが社会の活力に繋がるのではと、今NTTドコモは考えているらしい。で、その自分らしさを発揮できない人と自分の間にあるモノをレゴでつくる、というのがワークショップの中心らしい。考えるだけでなく感じるというのがアドバイス。出来た作品をもとにグループ間でシェアするわけだ。今日の画像は、参加した大学生がつくったモノ。それぞれの制作意図は割愛がするが、実に面白い。
…最後は、NTTのプロジェクトと結びついていくのだけれど、レゴを使ったワークショップには大きな興味を抱いた次第。レゴは、様々な色とカタチのブロックがあり、個性的な作品を作れる。気に入らなければすぐに作り直せるところも、ワークショップには適していると思う。

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