https://www.asahi.com/articles/ASL267HX0L26PLZB01Q.html |
ニジェールのサヘル地域で、都市ゴミを荒れ地に放置してみるというかなり変わったフィールドワークをされている。たまたまゴミを捨てた現地の人がいて、そこに草が生えて驚いたという在来知からこの話はスタートしている。その理由を探ると、シロアリだった。ゴミにシロアリがやってきて、そのシロアリのお陰で荒れ地が地力をもち、やがては農耕地に変えるという、すごいプロジェクトなのである。
単に新しいカタチの砂漠化対策、農村開発というのではなく、土壌が一般的に悪く、一方で都市化が顕著なアフリカという地で、極めて有効な環境システムの構築に繋がるかもしれないという話である。
https://www.asahi.com/articles/ASL267HX0L26PLZB01Q.html
大山先生、さらなるフィールドワークの成功をお祈りいたします。
(大山先生の業績などは以下の京大アフリカ地域研究資料センターで)
https://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/member/oyama.html
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