http://www2.odn.ne.jp/~nihong odeasobo/jugemu/jugemu.htm |
さて、4限目に久々の国費文系のCクラスで授業をした。心が落ち着くという感じで、つい張り切ってしまい、1限に続いて大汗をかいた。聞くと、5限目は、日本語で「落語」の授業だという。面白そうなので、S先生の授業を見学させてもらった。彼らは全くの落語ビギナーなので、ビデオを見せながら解説から始まった。
江戸落語の定番中の定番、「寿限無」であった。意外にも国費生は、面白いところで笑う。かなり日本語能力がついていることがわかる。さらに、「饅頭怖い」をプリントにしたがってコトバの解説をはさみながら、読み込んでいく。みんな大きな声で読むのが、気持ちいい。これらの落語の「オチ」も学生たちは、ちゃんとわかっている。なかなかたいしたもんだ。
最後に「寿限無」の長~い名前の暗唱である。私などは、こういう暗唱は大の苦手だが、学生は必死に覚えている。マレーの学生はホント真面目である。短時間で3人の男子学生がマスターした。凄いぞ。きっと日本の大学に行ってから、自己紹介の時などに暗唱出来たら、ウケること間違いない。(笑)EJUも修了試験も終わって、卒業までのゆるやかな時間、国費生はなかなか、有意義な時間を過ごしているのだった。
追記:1月の新年度から、「生徒」という呼称を「学生」に変えたいと思います。最大の理由は、IBTでは多くの先生方がそう呼ばれているからです。新年度に際して、ブログでもそれでいきたいとおもいます。
なお、タイトルのIBTの話の( )内の数字は本年3月末まで連番でいきたいと思います。私の1年間の報告という意味合いを大事にしました。ラベルに関しては、”2017”に、この1月分から変更します。ちょっとややこしいですが、よろしくお願いします。
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