2016年11月6日日曜日

このところの国際政治 雑感

http://masteru.seesaa.net/article/443542092.html
どうも、世界中の政治が迷走しているように感じるのは私だけだろうか。

韓国の朴大統領の疑惑。数万のデモに発展している。WEBの情報だけでは、なんだかよくわからないのだけれど、宗教家がそのバックにいるらしい。韓国のラスプーチン?サムスン電子の問題も含めて韓国が、さらに混迷することは必至だ。

インドネシアも、中国系知事(彼は副知事から昇格したので選挙の洗礼を受けていない)の、反イスラム的発言で、大きく揺れている。これもなかなか火消しは難しそうだ。

トルコでも、大統領が、議員の不逮捕特権の法を改定してまで、クルド系の野党国会議員を逮捕したらしい。うーん、これも大きな反発を呼ぶことは必至だと思う。

中国でも、主席と首相の間での権力闘争の匂いがしているらしい。中国ウォッチャーの報告をいろいろ読んでいると、かなり深刻なようだ。

そしてアメリカ大統領選挙である。ここにきて、混迷の度を増している。様々な調査結果も迷走していて、「かくれトランプ派」などというコトバまで出てきている。クリントンが嫌われる理由などというコラムもいっぱいあって、低学歴のプワー・ホワイトが今や大統領選の趨勢を担っている、などと言われている。アメリカの内向き化が非常に顕著だ。そんな中、世界的な調査で、トランプ氏への支持が最も高いのがロシアである。

ロシアのシリアでの軍事行動は、さらに海軍をも巻き込み、下手をすると第三次世界大戦?などという下種なコラムもあるが、緊張を高めていることは私も否定しない。プーチン大統領は、常に強いロシアを志向することが、ロシアの人々の愛国心を満足させ、求心力を高めることをよく知っている政治家だ。先日、ウラジミール大公という、プーチン氏と同じ名の聖人(キエフ大公国をキリスト教化した人物)の像をクレムリン宮殿の横に建造し、除幕式はロシア正教の総主教もやってきて華々しく行われたらしい。(画像参照)これには、様々な方面(クレムリンの世界遺産を認定するユネスコ委員会からも)から反対の声があがっている。が、そんな声など気にしないのが、プーチン氏である。そんなことを一々気にしていたら、クリミア併合などという芸当はできない。http://www.msn.com/ja-jp/news/world/

私などは、同じ名前というのなら、その横に、レーニン像をさらに置けばいいと思う。レーニンも、同じく、ウラジミール・イリイッチ・ウィリヤーノフというのが本名だ。

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