2015年9月27日日曜日

S先生の米寿を祝う同窓会

同窓会の会場 JR桃谷駅前
私の小学校時代は4組まであった。そのうち3組の担任の先生方がご出席いただいて小学校の同窓会があった。今回は、特に、S先生がめでたくも米寿を迎えられての同窓会である。S先生には4年生の時担任をしていただいた。とにかく怖い先生で、悪さをすると、漢字練習帳を何ページやってこい、という感じで特別な宿題を出された。またS先生は、長い間布団ではなく、板の上で就寝されていた。まさに臥薪嘗胆。常に自分に厳しく、生徒いや児童にも厳しかった。そんなS先生も、長年の闘病をされていて、今回の同窓会に出席する為に、かなり養生されておられたと幹事に聞いた。奈良のお住まいから、近隣の同窓生が車でお出迎えしての出席である。こういう会を開けたことの幸せを思うのだ。幹事やS先生の送迎をしてくれた友人に感謝である。

我が5・6年の担任のN先生は、新卒で、私たちが初の卒業生だった。だから比較的お若い。今も大阪市の「いきいき」という小学校で放課後の児童のお世話をしておられる。S先生と、今回はあまりお話できなかったのが、ちょっと後悔。とはいえ、来年古希を迎えられるので、また1組だけで集まろうという話ができていた。だから、米寿のS先生に、現状をご報告するだけにしたのだった。S先生には、多少なりとも喜んでいただけたと思う。

よくよく考えてみれば、S先生のオーラというか、威厳は何だろう。当時は、逆算してみると、およそ50歳前である。私ははるかにS先生の年齢を超えてしまった。50歳前で、あのような凛とした厳しさがあったのかなあ、などと考えてしまうのであった。

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