http://www.doobybrain.com/2011/03/11/al-jazeera-english-live-stream-from-japan-live-updates-on-earthquake-and-tsunami-3112011/ |
「ものの20分の間に軍(自衛隊)のヘリから隊員が4度降りてきて、住民を1人ずつ助け上げていった。」ー中東の衛星テレビ局「アルジャジーラ」(電子版)が鬼怒川の氾濫で自宅に取り残された人の救出劇を、ちょっと興奮気味に報じていた。
8人の脂肪が確認され、多数の家が流されたり水浸しになったりした今回の豪雨。被災した人の支援など「これから」が肝心なのだけれど、ペットのワンちゃんも一緒に助けられ、最後の行方不明が見つかるまで捜索を続けようとする国は、世界から見ると、なかなかあり得ないのだ。
実は平和度が高いと自然災害から立ち直る力も強いと指摘した国際シンクタンクがある。「世界平和度指数」を毎年発表している経済平和研究所。平和度指数というのは、人々が暴力や暴力の恐怖からどれくらい解放されているかを国別に採点したものである。気になる日本は、今年が162カ国中8位。過去最高が3位の優等生国だった。
日本も課題がまだいっぱい。でも災害の分野で世界の役に立てる経験や力は計り知れないほどあるはずだ。地球上では毎年平均して2500万人を超える人が洪水や台風や地震といった災害で家を失っている。9割近くはアジア。国際NGOのノルウェー難民委員会の代表が言うように、「洪水自体は災害ではない。洪水が発生した際の備えや防護が不十分なため、壊滅的被害を招く」のだ。
被害が壊滅的にならないよう、出かけて行って知恵や人やお金を出す。まさに日本らしい積極的平和主義。憲法違反までして平和度を落として、国際貢献どころか、国内の災害対応力まで危うくなるとすれば、誰が喜ぶの?
…ブルキナファソでクーデターがあったようだ。非常に心配している。今日はとりあえず、この話題に絞っておきたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿