この休みを利用して、11月に実施する3年生全生徒対象の人権学習教材をパワーポイントで作っている。大分思案して、構想を練ったのだが、およそ70%くらい完成した。
基本コンセプトと、流れは次のとおりである。
(1)ホロコースト(ショア)の定義
(2)ホロコーストの背景
その1 ルターの言葉とキリスト教世界のユダヤ教へ徒への憎悪の理由
その2 ナチスの民主主義下の政権奪取
その3 ナチスの反ユダヤ的基本的政策
その4 ユダヤ教徒=ユダヤ人ではない 近代国民国家との違和感
(3)ホロコーストは焚書から始まった
その1 焚書された人々
その2 ハイネの言葉 本が焼かれたら次は人間である
(4)ホロコーストは段階的に進められた
その1 ドイツ国内からの追い出し政策
その2 ニュルンベルグ法の制定
その3 強制収容所の設置
その4 ヨーロッパのユダヤ人絶滅宣言
その5 ポーランドにゲットー設置
その6 行動部隊の虐殺・ガストラックによる虐殺
(5)強制収容所・強制労働収容所・絶滅収容所
その1 総論とプワシュプ強制労働収容所
その2 ポーランド人の虐殺とマイダネク絶滅収容所
その3 アウシュビッツ強制収容所
その4 ビルケナウ絶滅収容所
これに、ロマの人々や同性愛者、障害者の虐殺の話を入れていく予定である。まだ、変更していく可能性も高いが、人権学習として、しっかりとホロコーストとは何だったのかということを整理して教えていきたいと思うし、今のシリアやアフリカの難民問題など現在の問題と結びつけていけたらと思う。
2015年9月23日水曜日
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