http://chema2sa.blog.fc2.com/blog-entry-632.html |
ところで、時間割作成の準備を面談室でしていると、メールが入った。先日卒業したS君からである。「この四年間教師になるために読んでおくべき本ありますか?」という内容だ。うーん。ちょうど、理科の若手のI先生が新学年の情報を伝えに来ていてたので、相談してみた。「このメールに、どう答える?」少し考えたI先生は、「沢木…」とつぶやいた。「そうやな、沢木耕太郎、深夜特急。」「ですねよ~。」と見事に意見が一致したのだ。
教師になるなら、まず世界を見て欲しい。大学時代にどこでもいい、貧乏旅行に出るべきだ。深夜特急は、まさにそのバイブルである。たしかに内容は、最初はマカオで博打に熱中するし、今は全く行けないアフガンのカブールにも行く。もう時代が違うかも知れない。だが、これを読めば、気分はバックパッカー、猛烈に世界に出たくなるのだ。
多感な時代に世界を見ておくことは、このグローバルな時代に、最も必要なことだと思う。そのためのバイブル、深夜特急。メールの回答としては悪くないと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿