2013年12月4日水曜日

私と登別の不思議な因縁

登別から帰ってきた時計
昨日、修学旅行で泊まった登別温泉のホテルから段ボールが届いた。生徒の忘れ物が入っていた。8クラスもあると、これくらいの忘れ物があるらしい。最も多かったのはお菓子。(笑)こんなものまでちゃんと送ってくれるとは、日本の「おもてなし」は凄い。(笑)タオルやら下着やら、脱臭剤などいうのもあって、部屋ナンバーを確認しながら担任団でクラスに分けていったのだった。多いクラス、全くないクラスと様々。我がクラスは、忘れ物なし。ただし、担任(私)の忘れ物が届いた。(笑)

それは、「世界時計」である。要するに目覚まし時計なのだが、始めて海外に出る時に購入したものだ。以来、9カ国を私と共に旅してきた、思い出深い時計なのである。今回、それを登別に忘れてきたことは意識していたのだが、こういうカタチで返ってくるとは…。正直嬉しい。この時計、周りのリングを回すと、世界の地域の時差がすぐわかるので重宝である。昔は、海外から妻に無事を電話で連絡していた。その際、日本時間がこの時計ですぐわかるからである。ここ数年は海外から電話もしなくなったが…。相変わらず、目覚まし時計として旅行時に使っていたのだった。

ふと、今思い出した。昔々、今は亡き母親と北海道を旅したことがある。登別の熊牧場で、免許証を紛失したのだ。小樽で検問があって、(北海道はレンタカーのナンバープレートは「れ」になっていて、よそ者だとすぐわかる。笑)その時、免許証を紛失したことが、分かったのだ。私の名前と生年月日を言っただけで、すく私の免許証ナンバーがわかった。日本の警察の情報力は凄いなと感じたものだ。この当時、免許証と財布を別々に持っていたのだった。(以来、免許証も入る財布のスタイルに変えた。)じっと思い出して、熊牧場で紛失したのだと確信した。で、連絡したら無事発見されていて、すぐに自宅まで送ってくれたのだった。登別は私にとって、何かを無くし、戻ってくる因縁があるらしい。

あらためて、登別温泉・石水亭のスタッフの皆さんにお礼申し上げたいと思います。お世話をかけました。ありがとうございました。

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