スーダン軍のスホーイ30型戦闘機 |
もちろん日本の自衛隊は、はるかかなたの首都で活動しているので何の被害もないわけだが、またやおら論争が起こるかもしれない。
この紛争、国際社会にも責任がないとはいえない。油田の帰属が不明確なまま見切り発車で南スーダンは独立したからだ。なんとなく南スーダンがベビーフェイスで、スーダンがヒール扱いされていくのだろうか。マスメディアには正確で慎重な報道をお願いしたい。
たしかに鉱産資源はGDPを底上げするのに有効だが、その扱いを誤ると一気に紛争の罠にはまる。スーダンも南スーダンも冷静に判断すべきなのだが、平和学では一度戦いだしたら、様子を見てどちらかが疲れるのを待つのが上策とされる。国連のPKO軍も紛争地帯から撤退するかもしれない。
うーん。ほんと暗澹たる気分である。暴力で未来は拓けない。
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