2012年4月16日月曜日

ルワンダ大統領の「コトバ」

ルワンダ カガメ大統領
4月9日に東京新宿の教会でルワンダ大虐殺の犠牲者を追悼する式典が開催された。今年で18回目だそうで、東アフリカの大使館関係者が集まったそうだ。

最後に在日本ルワンダ大使は、カガメ大統領の第16回記念式典でのスピーチを引用したそうだ。
『我々の未来を創るのは、我々自身である。外部からの支援は、我々の努力の補完にしかならない。我々や我々の青年や子供に、誰もやらない。彼らは、強さと誇りに見合った良い教育と良い政治を受けるべきだ。我々はルワンダ人で、アフリカ人で、そうであることが幸福であらねばならない。』

なんと、自信に満ちたコトバであろうか。私は久しぶりに本物の政治家の、勇気を与えるコトバを聞いた気がする。一部の人間を敵に回しての品位のない悪口、はたまた胆力の無さを露呈するような軽率なコトバ、大局ではなく政局から出てくる言い争い。マスメディアで目にしたり耳にする日本の政治家のコトバのなんと低レベルなことか。日本の政治家は、カガメ大統領のスピーチに学ぶところが大である。

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