『黒団』 結団式 |
わが1年生1組の男子は臆することなく、楽しんでいた。運動能力の高い生徒が多いことを改めて認識させられた。ボールのスピードが尋常でない。(笑)おいおい、女子にそんなボールを当てるなよ。
ゲームを十分楽しんだ後、団の幹部が紹介された。ここでも一発ギャグが飛び出して、1年生はすっかり高揚したようだ。次のLHRの時間でもそれは持続していた。男女のクラス代表を中心に、クラス役員を決めるのだが、彼らの判断で自薦のみで多くの委員を決めていくことにしたようだ。1順目、黒板に書かれた委員のポストの3分の1くらいが埋まった。2順目、3順目。いくつかのポストが埋まらない。元気な運動部系男子連中がワイワイ騒いで男子を他薦してくれたので、男子は全て決定した。うむ。なかなか美しい。こういう体育会系のノリは本校らしくて良い。問題は女子のポスト。クラス代表も一生懸命やってくれたし、最後に残った文化祭の担当は、仕方がないので口出しをした。「まだ何にも決まってない女子、起立。」おとなしい子たち4人だ。「じゃんけんできめるぞぉ。」というわけで、じゃんけん。すると、1人の生徒が勝った。「よっしゃ、決定。」「?」みんなびっくりしている。私のセリフは、「男気じゃんけん。」(とんねるずの番組で、清原とかバナナマンが、じゃんけんに勝ったら道の駅で買い物するゲームだ。)教室は、大爆笑で、勝った生徒も苦笑してOK。
なんとなく、こうして笑いに包みながらクラスを動かしていく。昔から『微笑みのファシスト』との称号を生徒にもらっているのもダテではない。(笑)もちろん、選ばれ方はどうあれ、自分に課せられたポストに対して「責任ある行動」を取ることを指導した。大爆笑の後だったが、みんな真剣に聞いてくれた。うむ。自分のクラスに成長していくのが実感できるのだ。教師として、こんな充実感はない。
と、いうわけで、120%の全力疾走で駆け抜けた1週間が終わった。学校や近隣の公園、そして地元の桜はまだ、雨にもマケズ綺麗に咲いてくれている。なんか、この一週間のご褒美をもらったような気分だ。
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