2010年3月28日日曜日
仮想世界ゲームⅨ
さて、久しぶりに仮想世界ゲームのことを書きたい。今回のJICAセミナーで、仮想世界ゲームの実施報告書を何冊か持っていき、参加校の先生方に、仮想世界ゲームを本校で集中講義的実施する計画がるとの話をした。なじみの関係である某国立大学の付属校や北摂の某府立高校、あるいは府立の国際科の協議会のまとめ役をされている府立高校の先生とも話すことができた。皆さん熱心に聞いていただき、参加の方向性を示唆してくれた。なんとか7月の中旬から下旬にかけて、本校で実験的な仮想世界ゲームのセッションが出来る可能性が出てきた。
先月のブログ『仮想世界ゲームⅧ』で私は最後にこう書いた。「理想としては、4人ずつ10校の生徒が集まり、集中講義として行うのがいい。さあ、次の段階へ始動である。同じようにESDを重要視している先生方のネットワークを使って参加校を募集し、是非とも本校のゼミ室を使って一度やってみたいものだ。」それが、現実に動き出したのである。今回JICAセミナーに参加していない学校にも声をかけようと思う。国際理解教育学会つながりで、奈良の某国立高校や某県立高校にも声をかけようと思っている。またWITHのメンバーの希望者に参加してもらうのもいいかなと思っている。
私に残された時間は少ない。本校におけるESDの歴史をたとえ1日でも残したいと思っている。さて、昨日も書いたが、新校長がこれを認めてくれるかなとちょっと心配である。(前校長には一応OKはもらってある。)まあ、参加高校の名前で十分押し切れそうであるが…。新校長のOKが出ればさっそく各校に原案を提示して動き出すことにした。<今日の画像は、JICAセミナーでの調べ学習の発表風景である。ここにいるメンバーも本校に来るかもしれない。>
とはいえ、TVドラマでもあるまいし、何でもうまくいくわけではない。外部との折衝とともに、内部でも様々な許可が必要となる。内憂外患は中国史の上の話だけではない。ユネスコスクール(旧ユネスコ共同学校)への申請はついに本校では挫折してしまった。これは、私個人のESD雪辱戦でもある。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿