2024年7月26日金曜日

「キリスト教綱要を読む」

「カルヴァンの『キリスト教綱要』を読む」(渡辺信夫/新教出版社)を今、読んでいる。このところ、二学期に、世界の価値観調査(6月30日・7月1日付ブログ参照)をもとに各地域の文化について地理的な考察を行うので、キリスト教の各宗派の違いを比較研究しているわけだ。

カトリック、オーソドックス、ルター、聖公会ときて、いよいよカルヴァンなのである。カルヴァンの予定説は難解に見えて、M・ウェーバーの解説を用いると意外にわかりやすい。それ以外のカルヴァン神学について学ぼうというわけで、これも学院の図書館で借りてきた本である。何度も書くが、学院の図書館はこういうキリスト教の専門書が充実していてありがたい。

入門書と帯にあるのだが、なかなか深いところまで追求されていて読み切るのに、少し時間がかかるかもしれないが、重要な箇所はまたこのブログで整理・考察していこうと思っている。

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