2024年1月11日木曜日

ONE PIECE考 世界人気投票

https://animeanime.jp/article/2021/05/06/61173.html
ワンピースには、主人公である麦わらの一味以外にも、膨大なキャラクターが登場する。 原作1000話記念ということで、2021年1月現在での世界投票の結果が上記画像である。(拡大可能)調べてみると、この1000話は、ワノ国編でルフィーがヤマトと邂逅する場面である。ヤマトがカイドウの子供でありながら、その死の場面を目撃し、「おでん漫遊記」を手に入れ、「光月おでん」と自称するようになった旨、また義兄エースとの過去の出会いなどが描かれている。

投票方法は、ハガキまたはWEB。両方できるとあったので、個人がキャラ1人だけに投票するという方式ではないようだ。ある程度の恣意的・組織票的な投票もなかったとは言い難い。まあ、目くじらをたてるほどのこともあるまい。

ベスト10の最終結果は、およそ妥当な結果だったように思える。ルフィが1位なのは主人公として当然。ゾロもサムライとしての矜持と志が魅力だし、事実上のヒロインである3位のナミも、優しく機転が利く両翼の4位、サンジも当然。3位4位はひっくりかえっていても驚かない。5位にローが入っているのも納得である。シャボンディ編以来、一味と関わり頂上戦争後にルフィを助け、パンクハザード編、ドレスローザ編、ゾウ編からワノ国編へと同盟を組んできた。そのシャイなキャラや過去の逸話など実に魅力的に描かれっている。6位のロビンも、アラバスタ編の最後に仲間入りしたものの、エニエス・ロビー編以降、最も仲間を愛している感じが出てきて好感度が倍増しているといえる。7位にはルフィーを愛する女帝・ボア・ハンコック。8位には、ゾウ編・ホールケーキアイランド編、ワノ国編で活躍したミンク族で、可愛さが強調されたキャロットが入っている。日本でより海外の人気が高かったようだ。そして、9位が義兄エース、10位が同じく義兄のサボ。この2人は、物語の脇役ながら、実にいい味を出している。

11位から20位には、15位ウソップ、16位チョッパー、18位ジンベエと一味が入っている。ちなみに、ブルックは26位、フランキーは28位である。これは意外。裏方的キャラにはあまり人気が集まらないらしい。ヤマトが11位なのは、前述のように登場した直後であったことが大きい。実に特異なキャラだし、今なら10位以内に入るのではないか。反対にすでに11位だというのが凄い。登場した時点から時間が経てば経つほどに、人気は薄れていく。今現在なら、過去が明らかになったバーソロミュー・くまが上位に来てもおかしくない。人気投票とはそういうものであると思う。だから、アラバスタ編のヒロイン・ビビは21位だし、魚人島編のヒロイン・しらほしは50位、ドレスローザ編のヒロイン・レベッカも68位だったりするわけだ。

https://onepiec.animepopn.com/926/
…ここからは個人的見解。私が投票するとしたら、(ゾロやサンジは絶対優位なのであえて)一味ではブルック。もうひとり、女性キャラなら、海軍のたしぎ(38位)である。ブルックは、一味の中で裏のMVPのような人物である。戦略・諜報活動に長けており、何より船長を立てて忠義を守っているので、大好きである。たしぎは、メガネをかけた海軍の剣士(刀剣マニアでもある。)で、スモーカーの副長的存在。ゾロの幼馴染とそっくりで、微妙な空気を醸し出している。パンクハザード編では、ナミに許しを請い、子供たちを故郷に返す役割をしている。こういう潔さは、このワンピースの清涼感を醸し出していると私は思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿