2024年1月13日土曜日

日本人選手のヤンキース離れ

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MLBに挑戦する選手のヤンキース離れが進んでいるように思う。WBCの決勝に先発した今永投手が、シカゴ・カブスに入団した。カブスのほうが年俸的には低かったようだが、ヤンキースを避けた格好である。昔は、伊良部、井川、そして田中マー君、黒田といった日本人投手をはじめ、松井、イチローまで在籍した名門だが、ワールドシリーズMVPで、未だNYで人気の松井以外は、退団に際しては冷淡な対応をしてきたといってよい。特に伊良部や井川にはひどかった。レジェンドであるイチローに対しても、である。もちろん常勝軍団であるゆえに、ファンやNYのマスコミなど周囲の雑音が厳しいのもあるだろう。

今回のMLBのストーブリーグは、日本でも注目が高かった故に、実にバリバリのビジネスであるという現実を見せつけられた。いくら活躍しても年俸との兼ね合いで冷酷に掘り出される、実に厳しい世界である。今永がカブスを選んだ理由はまだよくわからないが、ヤンキースに行かなくて良かったよな、という感想を多くの日本人が感じたのではないだろうか。

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