https://www.kanaloco.jp/news/international/article-1000910.html |
フランスには、ブルキナファソに行く際にパリに1泊した。エッフェル塔の下でガボンの人々があまり売れないだろうオミヤゲを売り歩いていたのを思い出す。希望に燃えて旧宗主国に来てもなかなか這い上がれない現実がそこにあった。アルジェリアやモロッコの移民から、この内乱にちかい騒動が起こったらしい。彼らムスリムとしての共通善は、フランスの共通善である政教分離と対蹠している。これまでにもいろいろあったけれど、それらの鬱積が爆発したことは想像に難くない。
一部には、この騒動の後でさらに監視を強めるための方策だという見方も出ている。世界はますます変な方向に向かっていることが露わになってきたように思う。アフリカ・ウォチャーの私としては、どう見てもフランスに非があるとしか見えない。
なお、オランダ国王が、フランスの状況を見て、これまでの植民地支配を公式に謝罪した。自国への広がりを恐れてのことだと容易に推測できる。さすが商人の国であるが、あまり褒められた話ではない。アメリカだけでなく、ヨーロッパの崩壊が加速しているようだ。
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