2022年5月19日木曜日

サッカー部の練習を見る

学園はかなりの進学校であるが、同時に文武両道で、部活も重視している 。学園のサッカー部は、かなり強いらしい。私の教えている生徒にもサッカー部員が多いし、かねてから練習を見たかった。今週は中間試験中ではあるのだが、兵庫県総体が近いので特別練習許可がおりているようだ。

私は商業高校や工業高校でこれまでサッカー部の顧問をしてきた関係もあって、自分ではできないが見る目は養われている。各自の技術力やフォーメーションもよく見えるわけだ。一昨日と今日、それぞれ30分くらいグランドの片隅から練習を見せてもらった。

一昨日は、ヘディングやスローイン、ロングバスの基礎的な練習を見ていて全体的な技量の高さを感じた。もちろん、トラップもかなり上手い。今日は、6対6のパス回しの後、紅白戦をやっていた。

ちょうど、その休憩時はキー練(キーパー練習)をやっていて、シュートを止められなければ、グランドを走るという練習のようだった。キーパー候補もかなりの数であった。ところが、シュートを打つコーチがこれまた凄い。ありゃあ、取れへんでというような凄いコースに飛んでいた。しかもキーパーたちはかなりの速さでグランドを走る。

たまたま、ボールが私の方に転がってきた。驚いたのはピーコック(試合球)であったことだ。(少なくとも私が顧問をしている頃は)公立高校はビンボーなので普段はピーコック(練習球より少し小さめである。もちろん高価だ。)を使わない。さすが、私立と感じ入ったのだった。

紅白戦を見ていて、彼らのロングパスはかなり長いし、正確であった。縦パス、サイドチェンジも上手い。フェイントやドリブルもかなりのもので、こりゃあ凄いと感じ入った次第。総体、頑張ってほしいなあ。

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