地元のM中学で行うSDGs補充学習の教材がほぼ完成した。ケニア、ジンバブエ、ブルキナファソでの体験をSDGsの視点から視るというのが基本コンセプトである。題して「アフリカからSDGsを視る」
ケニアでは、1・貧困、4・教育を中心に、ジンバブエでは1・貧困、5・ジェンダーを中心に、ブルキナファソでは1・貧困、15・陸の環境を中心に説くことにした。50分という時間ですべてを語るのは至難の業であるので、ぐっと絞り込んだ。
それぞれの国の様子を最初に見せてからSDGsの視点で紹介することにした。ケニアの4・教育では、なぜスワヒリ語を小学校で学ぶのか?セカンダリー・スクールではなぜ英語なのかを問いたい。ここで、スワヒリ語の紹介として”マライカ”を使うアイデアが浮かんだ。それは、ジンバブエでの5・ジェンダーと結びつく。そう、ジンバブエ行は、当時のM高校で授業をしてから生徒諸君に現地の人に英語で質問を書いてもらい、私がインタヴューするという目的をもった旅だったのだ。ロボラ(買婚)に対して女子生徒の反発が非常に強く質問が多かったのである。サヘルに旅したブルキナファソでは、当然15・陸の環境を入れることになった。砂漠化という教科書でしか知らない事項を是非中学生に見せたいと思う。これらのまとめとして、最終的に17・パートナーシップに結び付けたいと思う。
*お気づきの方も多いと思うが、貧困の前の1や教育の前の4などの番号は、SDGsの17あるゴールの番号を意味している。
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