2021年2月22日月曜日

三崎精錬所跡に行ってきた。

佐田岬半島は昔、明治のころ銅の産地で44か所もの鉱山があったらしい。その遺跡のひとつが三崎精錬所跡である。この遺跡の保全プロジェクトというのがあって、Iさんという方の知遇を得た。近々Iさんと会いたいと思っているので、それまでに三崎精錬所跡を訪ねたいと思っていた。今日は振り替え休日で4連休の3日目、天気もいいので妻と行ってきた。

Iさんから頂いたパンフレットの地図に沿って、車を止め山道を登る。佐田岬灯台は20分ほどハイキングをしなければならないが、三崎精錬所跡へは、ハイキングと言うにはきつすぎる。もうじき63歳になる爺にはかなりの難所が多かった。腐葉土と枯れ枝、つる植物のトラップ。途中、Iさんたちが設置してくれたのであろう急斜面でのロープには大いに助かった。まさに山を一つ越えた感じであった。



三崎精錬所跡は山を越えたところの、海岸につながる山麓にあった。私はこういう遺跡が大好き。石積の窯跡の趣は実にいい。海岸から精錬した銅を運んだようだが、銅鉱石も働く人々も海から入ったのではないかと思う。


往復の山道にかなり疲れた我が夫婦は帰宅後、すぐに風呂に入った次第。2月と言うのに汗まみれになったのだった。(笑)

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